海老芋の教訓

 先日、楽しみにしていた講演会の会場、通路の目立ちやすい場所に、
農家の人が、皆に見せようと、海老芋を持て来ておられた。
 海老芋は京野菜の一つで、里芋の類。
芋は、湾曲して表面に横縞があり、海老のように見えることから、その名が付いたらしい。
親芋から子芋が5つ出来、子芋から孫芋が多く育つという説明付で、
芋が綺麗に洗われ、展示さていた。
親が立派に育てば、子、孫が立派に育つのだと教えてくれている。
たくましい姿に、同じ親でも、今まで生きてきた自分の姿を恥じた。