桜の枝を間引いて切る

 何時までも高い所へは上がれないからと、よっちゃんが桜の木を少し間引くという。
せっかく今から咲こうとしているのに、まだ切らないで、と言っても聞かない。
高い所に上がっているので、ほっとくわけにもいかず
とうとう、上に伸びてる何本か切り落とした。
暑さに耐えて、秋になり、寒さに耐え、春を待って開くが、
昨年から今年にかけて気候の不順により、ちょっと調子が狂っただろう。
切った枝を見ると蕾になる準備をしている。新春早々気が咎めた。
50年以上の大木は、とてもすっきりした。